手抜き菜園歳時記

お隣の農家のおばあちゃん曰く、「百姓は毎年1年生だっちゃ」と。  プロでさえそうなのだ。  であれば、あれこれ失敗を怖れず手抜き菜園に挑戦だ!  (でも基本の基は踏まえてますよ。たぶん?)   この菜園らしきものは「仙台」周辺にあります、あるらしいです。

 昨年の現代農業(5月号)に「タマネギは3回踏めば腐らない」という記事があったのを思い出した。
 1回目は定植直後、2回目は1月上旬から2月上旬、3回目は本葉が5-6枚のタマネギが肥大し始めたころ。特に3回目が大切で仮託し待った襟首をつくるとか。
 筆者はローラーで踏み倒していたがまぁここは地下足袋で踏むことに。
 思い出したのが最近なので1日目はパスして2回目から実施。
 下の写真が踏みつける前の状態。
 ちょっと分かりづらいが左の畝が「ネオアース」2条、右の畝が初めての「ケラ玉」2条。
 追肥をして土寄せして
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 で、地下足袋で踏見つけた。
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 踏み倒したのはそれぞれ2条のうち右側の1条だけ。もう1条は違いを見るため根本だけ踏んだ。というかちょっと保険を。
 後1回は本葉5,6枚のときか。
 どうなるかな。

 12月に白菜の芯ををネズミにやられてしまった。
 さっそく2号機を製作しなければと思いながら伸び伸びなってしまった。
 そうこうしている内に今度はツボミ菜の根っこを齧られてしまった。1号機から10mチョット位離れているけどここまで超音波は届かないようだ。
 取り合えづバケツトラップで対応だ。
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 ところでバケツの上に写っているアルミテープはヒヨドリよけです。今年は2,30羽群れをなして畑を荒らしまわっている。近くの畑ではブロッコリーやツボミ菜の葉っぱが芯だけ残してすっかり食べられているところも。キャベツもやられている。(白菜はおいしくないのか食べないようだ)
 私のところも被害が出始めたので網で囲ったりアルミテープを張ったり。
 しかし今までヒヨドリが群れをなしてることはなかったが。どうもいろいろ環境が変わってきているようだ。
 空からはヒヨドリ、地中からはネズミと大変だ。

 やっと2号機が完成したので設置することに。
 場所はツボミ菜もだけれどまづは大事なブロッコリーと春キャベツを守ることに。まだネズミの被害はないが去年もやられたのでもうすぐ攻撃してくるのは確実である。
onnpa
 (今回はDual Timer ICのKA556が生産中止で手に入らなかったのでLM555 2個で対応。また、設置場所がバッテリーから遠いので発信機も傘の中に設置した)

 しかし機関砲の守備範囲が半径10m位とするとこの広さでは6機必要か。
 もっと出力の大きい超音波スピーカーを探さないと、とも思うけど今度は野菜に悪影響は出ないだろうか?
 急いで調べなければ。もうすぐ春の植え付けが始まるぞ。去年は植え付けたばかりのネギの苗が齧られる被害があったし、ジャガイモも食べられたし。
 何だかだんだん大げさになってきたなぁ。

 

 

    (農閑期でブログもしばらくお休みでした)
 
 今年も味噌造りの季節到来だ。
 今まで大豆は北海道産、山形産を使用していたが今年は宮城産のミヤギシロメを使用しての「正統仙台味噌」に挑戦だ。
 昨年収穫したミヤギシロメで?
 いや、あれはちょっと、なので正規ディーラーから購入することに。
 さらに麹も専門店から購入と。(今回はちょっと忙しかったので・・・・てか)

 さて、味噌造りの中心作業、「大豆蒸し」の日を天気予報と睨めっこして金曜日に決定。土曜日は荒れ模様とのこと。蒸しはロケットストーブを使用して屋外でやるので天候は大切なのである。
 昨年、大豆を36時間水に漬けると非常に柔らかくなって後の潰しが楽なことがわかったので、とすれば水曜日に水に漬けることに。
 しかしここで店の手配が間違っていて手に入ったのが前日の午後。それから漬けるとして漬ける時間は18時間程度。どうしようかしらん。麹は購入したし1日伸ばすと土曜日は悪天候予想。
 うーむ。ここは決行だ。水に漬けた大豆のポットを暖房が効いた居間に置くことで温度を確保することに。

 ミヤギシロシロメ4kg、麹4kg、「瀬戸のほんじお」2kg、ミネラルヲーター10リッター

 金曜日。天候はよし。
 午前11時にロケットストーブ点火。
 午前11日45分蒸し開始。午後1時45分蒸終了。そのまま冷却後、塩・麹と混ぜて終了。

 土曜日。予報どうり風強し。昨日決行してよかった。
 さて大豆の潰しだ。
 昨年までは手動のひき肉機にボール盤の電動モーターを取り付けて潰していたがモーターが非力で少しづつしか潰せなくえらく時間がかかって大変だった。(でも、ここまでたどり着くのに苦労したのよ)
 が、昨年の初夏。大量にとれたソラマメをどうしようか考えていたら「本当」の豆板醤はソラマメだけでで造られることを知った。大豆と同じように潰すのだかこのときピンときた。「フードプロセッサーを使ったらどうだ」と。これが大正解。といことで今回初めて味噌造りに応用した。
 いい、実にいい。あぁ昨年までの苦労は何だったのか。(「摺り潰し機」作製は大変頭の体操にはなったが)
というほどスムーズにいった。1時間はかかったが、でも楽。
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 はい出来上がり。
 あとは饅頭にして空気を抜いて樽に詰めたら塩重石して終了。
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 出来上がり13.5kg。
 以前の記録を見ると16kgほどの出来上がりである。
 やはり「漬け」時間が短ったか!
 もう1回あるので今度はじっくり時間をかけて、自家製麹で・・・やれるかな。(玄米麹に挑戦したいな)

 自家菜園で収穫したミヤギシロメ1.7kgは何に使うの? て
 あと1回味噌を作るし、今年も醤油造りに挑戦するのでどちらに使おうかな。

 ところで、昨年造った醤油はどうだったの?
 いま「船」をどういうふうに作ろうか布団の中でうつらうつら思案中。
 そのうちに紹介・・・できたらいいな。




 

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